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◆三本松豊二の車買い換え奮闘記 （車を買い替える時に参考となるお話し！）

私、三本松豊二は妻と子供2人を持つ38歳のサラリーマンである。今回、車の買換えを思い立って行動を起こすことにした。

今乗っている車に特に不満はないが、４年余り乗っていて少し飽きがきた。子供たちも成長して我が家のライフスタイルも変わってきたので、今の車を売却して新車を購入するには丁度よいころあいだ。

最初は、会社帰りに本屋で自動車に関する雑誌を立ち読みし、車の購入や売却についての情報を入れることにした。メーカーのホームページも見て、最近の車の状況は一通り心得ている。それにしても近頃は車種が増えたもんだ。

トヨタ、ニッサン、ホンダ他とたくさんあるが、家族の希望も聞いて車種の候補を３つとした。子供達も自分の好みを言うようになったので、ここまでまとめるのが大変だった。

土日は何も予定がなかったので家族ずれでカーディーラー回りをしてみることにした。

おっと待てよ！　車を買うためには、今の車の売却をしなければならないが、最近、ある友人が賢い車の売却方法を教えてくれたので、それを頭に入れておこう。

最初に行ったのがＡメーカー系のカーディーラーＫ店。すぐにセールスマンが来て「どんな車をお探しですか」と聞く。具体的に車種名を言わないでいると、一方的に２〜３の車のカタログを持ってきて説明を始めた。

「この車なら今お買い得ですよ。かなりの値引きもできますから」
「最近出たこの車はスタイルもいいし、走りもいいですから、お客さんの好みだと思いますよ」

おいおい、こちらの話もよく聞かないで、押し売り的にいろいろ言われても困るな。と思ったが一通り話しを聞いて、候補にしていた車種の見積りを依頼することにした。

そこで友人のアドバイスを思い出して、「下取りなし」という条件で見積りを出してもらった。

次に行ったのがＢメーカー系のカーディーラーＦ店。店に入ってしばらく展示車を見ていたが、誰も応対に出てこない。カウンターの向こうには２〜３人の社員がいたが、「私はセールスマンではありません」といった感じで知らん顔。そのうちにやっとセールスマンが出てきて一通りの挨拶。

こちらから聞くと確かに車の知識はよく知っている。だが車の主な利用方法などは聞こうとしない。

「見積もりを出しましょう」ということになって、この店でも「下取りなし」という条件で見積りを出してもらった。

さて次に私が行なったのは、インターネットで車売却査定を依頼したことだ。これは車査定が一括でできる方法で、複数の中古車買取店に一括で買取価格の概算を出してもらえるサービスだ。

このサービスは、一回の情報入力で10社程度の車買取業者が車買取価格を出してくれるものだ。これにより、今の車がどの程度で車買取業者が買取ってくれるかをつかむことができる。

次に行なったことは、以前に車を購入する場合の見積りを出してもらったカーディーラーに足を運び、今度は「下取りあり」で見積りを取った。

この見積りと以前に出してもらった「下取りなし」の見積りとの差額が正確な下取り価格である。これでカーディーラーの本当の下取り価格を知ることができた。

一括の車査定で概算を出してもらった中で、高い車買取価格を出してきた車買取業者2店に連絡し、出張査定に来てもらって精度の高い買取価格を出してもらった。

カーディーラーで把握した下取り価格よりも、かなり高い買取価格が出た。

あちこちのディーラー回りをしたが、同じ車でもディーラーによって提示価格がかなり違う。値引き幅がまちまちでどれが適正価格なのかわからない。値切るのは得意でないが、安く買いたいのは皆同じである。

いろいろなことがあったが、たくさんのディーラーめぐりをして、最後は同じ車を２つの店のセールスマンとの間で２〜３回交互に価格折衝して決めた。

これまで乗っていた車は、一番高い買取価格を出した車買取業者に売却した。

車庫証明などにも日数がかかったが、結局、購入しようと思い立ってから2ヶ月もかかって、やっと車を入手できた。車を買うのにどうしてこんなに苦労しなければならないのだろうか？

しかし、・・・　　苦労しただけあって、新車は気にいったものが安く買え、それまで乗っていた車も高く売却できたので今では満足している。それに、子供たち家族が喜んでくれたことがなによりも一番よかった。

さぁ〜て、あなたも今の車を高く売却して、新しい車を安く購入してくださいね。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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